梅毒の起源となったのはイタリアの冒険家、コロンブスの航海だった。
米国の科学者がこのほど、「15世紀末にコロンブス船団の乗組員が米大陸で感染した風土病が起源」との米大陸起源説を確認したと学会誌に発表した。
梅毒の起源は、諸説あり、長年、論争となっていた。
・1490年代にイタリアで突然、記録に現れたことなどによる欧州起源説
・コロンブスらの航海で欧州にもたらされた米大陸起源説
など
梅毒などを起こす細菌「トレポネーマ」を全世界で採取し、26サンプルを比較し研究。
その結果、梅毒は南米などで見られる熱帯風土病「フランベジア」に近い病気だと分かった。
この発見に基づき、1492年に米大陸に到達したコロンブスの船団の乗組員がフランベジアに感染。
船団の欧州帰還後、細菌は欧州の冷涼な気候に適応し、梅毒を起こす細菌に変異したとの説を立てた。




